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小雨降る土曜日①【清澄白河編】 [PLAY]

イサム・ノグチ展へ行った。
清澄白河にある「東京都現代美術館」、ここは初めて行ったのですが、敷地が広く、建物もとても大きくて美しく、すごくゆとりのある造りでビックリしました。

おなじみの”あかり”やさまざまな彫刻たち。
ブロンズの大きな彫刻も、興味深い不思議な形をしているせいか、とてもやわらかく軽く見えました。
どれも、じかに触って楽しみたい!とうずうずしながら見てまわりました。

 ←唯一撮影が許されていた中庭の”オクテトラ”。

これを撮影したあと、画像を確認していたら、係員のお姉さんがすっとんできて、
「撮影は禁止ですので」という。えっ?いけなかったの?とビックリして確認したら、(ガラス貼りの屋内を指さして)「あちらは撮影できません」という。もちろん、撮ってない。
そう、画像を確認するのに逆光だったので体の向きをかえてデジカメを見ていたら、それがちょうど屋内の展示にレンズが向いていたらしく、慌ててとんできたらしかった。あ~驚いた。

会場を出て、ミュージアム・グッズの売り場で相当遊んでしまった。
イサム・ノグチ展以外の、過去の展覧会のアーチストたちのグッズなどもあり、面白かった。
特に、岡本太郎の”太陽の塔”などのモチーフがタックピンになってるやつはうっかり買いそうになった。
その後、常設展も見て、美術館を後にした。

お昼ご飯を食べるお店を探しつつ、清澄白河散策。
大きなタワー型のマンションが堂々そびえたっていたかと思うと、昭和30年代でストップしたかのような商店が立ち並んでいるという、不思議な雰囲気の町です。

  

木々が生い茂り、参道もとても大きくて広いお寺。
その閑静な佇まいに、思わずこの寺の隣に住みたい、などと思って見ると、隣にマンションが。
そのうち、不動産屋に空き部屋チェックにいかねばな(笑)
通りをはさんではす向かいには”出世不動尊”が。
でも、同行の友人が「別に出世したくないしなー」と言い、うん私も、と思ったので立ち寄らず(笑)

道の途中のなにげない中華料理屋に二人そろって目をとめ、「すごいそそられる」と意見も一致したのでランチはそこで。
なぜか、筆頭が九州ラーメンだったけど、定食でも680円という安さ。
のれんをくぐるとお客さんは誰もいなかったが、とにかく着席。
私はワンタン麺、友人はネギ味噌チャーシュー麺、それにチャーハンと餃子。
どれも値段が安かったし、残してもいいか!ということでガッツリ頼んでしまいました。
ほどなく次々とお客さんも増え、ちょっと安心(笑)
最初に出てきたチャーハンのあまりのボリュームにちょっとビビリましたが、なんていうか、ほっとするラーメン屋さんの味で美味しく、もくもくと食べてしまいました。っていうか食べ過ぎです。

店を出ると小雨が降ってきましたが、腹ごなしにと”清澄庭園”を散策することに。
ここも何度も前は通ったことがあるのですが、入るのは初めてです。

 ←入り口の手水舎
(なんだか、上野公園の時も撮ってますが、石と水のコラボってのに心惹かれるのかしら?)

明治の代表的な「回遊式林泉庭園」で、大きな池をぐるりと囲む形の日本庭園です。
三つの小さな島もあり、数寄屋造りの建物が水面に映る様は、とても風情があります。

  
鶴島                              涼亭

お天気が良ければもうちょっときれいに撮れたんでしょうが、左が三つの島のひとつ”鶴島”。
右が数奇屋造りの”涼亭”です。この他に大正記念館という施設もあり、どちらも集会などに利用できるようですよ。この日、大正記念館では某都立高校の同窓会が開かれていました。

さらに見所は岩崎家が自社の汽船で全国から集めたという名石。園内にたくさん配され、それぞれ石の名前の札もたっていました。
ま、これはつまんないことですけど、道や階段も石で造られているところが多く、足元がちょっと怖かった。雨も降っていたし、”磯渡り”という池の上を歩く飛び石では、いつ滑って落ちることやら、とヒヤヒヤしてしまいました。てか、何度も足首をくじきそうになりました(笑)
ええ、私足元弱いんです。出入口の下に敷いてあるマットで、毎日つまづける人なんです。

  

素朴な感じの石灯篭。これが名石かは不明(笑)他にもこういった石造りのものが多数点在。
見上げると、ざくろの実がたくさんなっていました。

写真はないんですが、池の水面には鴨をはじめたくさんの鳥たちが行き交い、水中には大きな鯉たちが悠々と泳いでおりました。もちろん、亀もいましたよ。
園内に入ってすぐ池でエサをあげている人たちに出くわし、鯉と鴨が争奪戦を繰り広げていました。
遠くに居た鴨たちも、モーターボートみたいに水面にうねを作りながら、すごい勢いでやってきます。
しかし、鯉の口の大きさたるやたまげんばかりで、指の1本や2本簡単に食いちぎられそうです。
水面にエサを求めて何十匹もが群がる姿を見た友人が「鯉布団」と称しておりました。
実はこの場に目が釘付けになり、たぶん15分以上は居たかと…。でも、あまりの恐ろしさに間近では見れませんでした。なにせ鴨も鯉をおそれて踵をかえすほどです。
鯉にエサ、というと子供の頃にみた”よく食べる~スイミー♪”というTVCMを思い出しますが、これはそんな優雅なものではありませんでした。いや~貴重な体験でございました。

それはさておき、入園料も150円と安いので、今度はお天気の良い日にまた来てみたいな。
次はじっくりと名石を堪能するとしよう。
さあ、この後はウチに帰って飲み会です。

【小雨降る土曜日②地ぱん編】へ続く。


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コメント 4

たくさん歩きましたね^^ちょっと寒そうですが、大丈夫でしたか?鯉はほんと、でかいと怖いですよね(笑)まあ、歯は無かったと思うので(^^;食いちぎりはしないと思いますが、ブラックホール並にでかいと、さすがに・・・。
by (2005-10-31 15:21) 

SAMEDI

ぽとす 様 nice!ありがとうございます。
えっ?鯉って歯ないんですか??知らなかった。あんまり恐くて傍に寄れなかったので。でも腕の1本は丸飲みされそうなイキオイでした。
by SAMEDI (2005-11-01 22:13) 

山猫庵

イサム・ノグチの作品、TVや雑誌などで見ることはあっても
実物を見る機会がいまだありません。
一度見てみたいなぁ…
by 山猫庵 (2005-11-02 15:15) 

SAMEDI

山猫庵 様 nice!ありがとうございます。
11月27日まで開催してますので、東京へお越しの際には是非!
あるいは、思いきって札幌のモエレ沼公園でも(^-^)
by SAMEDI (2005-11-02 22:28) 

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